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愛知県春日井市にて建築家との家造りに取り組む工務店の拠点としてオープンした、オフィス兼ギャラリー「DesignersFactoryKISETSU」に置かれた、8~10人用のプレゼンテーションを想定したテーブル。
テーブルを囲んで行われる話し合いに、柔軟性や多様性に満ちたアクティビティをイメージするとき、参加する人々の間合いとなるテーブルトップは不定形な曲線が相応しいのでは?
硬直した議論やかしこまった雰囲気というよりは、柔らかいアイデアやクリエイティブな発想が、参加者の間に有機的に生成していくように・・・・。
同時にプレゼンテーションは、顧客に対する贈り物であり、そこには喜んでもらうための驚きがあってほしい。「ヒョウタンからコマ」ではありませんが、意外性のあるイマジネーションがこのテーブルから飛び出す、このテーブルにはそんな思いが込められています。
フレームは椅子の位置がどこに来ても良いように外周部全てからセットバックしていて、あくまで陰で支える黒子に徹しています。仕上工程を容易にするために、スチールプレートを加工した5つのパーツにより構成され、ボルトにより組立が完了するように工夫されています。
椅子はcartelのEROS(Philippe Starck)をセットアップ。透明で有機的な様相がより鮮明になるようなアレンジとなっています。
この透明性は、このテーブルが置かれる企業の、建て主への原価開示の見積提示や、工務店-建て主-建築家-職人を含む家造りに携わる人々の間のわだかまりのない関係作りといった取り組みを、カンパニーメッセージとして表象しています。
architect & device designer : 越野 俊
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