土岐 謙次 漆作品展 鎧ふかたち of 東京の建築家と建てる家 自然素材のデザイナーズ住宅 連合設計社市谷建築事務所

自然素材で建てるデザイナーズ住宅 東京の建築家と建てる家づくり

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グッドデザイン賞受賞

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土岐 謙次 漆作品展 鎧ふかたち開催のご案内

12月3日(木)〜12月12日(土)、土岐 謙次 漆作品展「鎧ふかたち」を下記の要項にて開催致しますので、ご案内申し上げます。

  • 期日
    • 2009年12月3日(木)〜12月12日(土)
    • 11:00〜19:00(最終日 17:00 まで)
    • 会期中無休
    • ※12月3日(木)19:00 よりオープニングパーティー



マップ
■交通機関のご案内(各線「飯田橋駅より」)
→JR 西口より徒歩5 分
→B2a 出口より徒歩10 分
 東京メトロ南北線、有楽町線、都営大江戸線
→A5 出口より徒歩15 分
 東京メトロ東西線

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この存在に出会えることは、極めて日本的な文脈の中でしか得ることのできない一つの奇跡である。その佇まいには誰もが息をのみ、その美しさには誰もが溜め息をつく。

漆塗りという古来の技法が、世界的にも評価の高い日本のサブ・カルチュアの世界と結びつけられることを、誰もが予想、期待していたにもかかわらず、今まで何処にも完成された形で現れたことは無かった。

「鎧う」という、それも古来より、人々が積み重ねてきた所作が、ある特異な、空想の物語の中で形となり、さらにその物語に登場する個性的な姿が、現代の一人の作家の極めて高度な技巧により、これまで描写されることのなかったものの存在感、質感の魅力として表現されることで、新しい価値を生み出そうとしている。

日本の漆(うるし)の魅力を伝えようとすると、感触や色彩、自然素材であることの魅力など、他の材質に比べて秀でた価値があることを言葉にすることは可能である。しかしそれはある意味で、長い歴史と伝統の存在の中で使い古された修辞のように聞こえてしまうことが私にはどうもしっくりとこなかった。このジレンマが漆というとても優れた素材を日常から遠ざけて来てしまった一つの要因であるようにも感じる一方、体に触れた時に感じるものへの「手がかり」のようなものは確かにあって、それが漆を現代に蘇らせる一つのきっかけになるようにも感じていた。

作者である土岐謙次は、緻密に、そして繊細に、漆が与えてくれるものとの接点としての「手がかり」を、これもまた極めて「ジャパン」な物語の存在を通じて、空間的、視覚的表現として私たちの目に焼き付けるような表現として展開しようとしている。この奇跡としか言いようのない出来事との邂逅を、私たちは見逃してはならない。

建築家 中田 千彦



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